<< 虚空 | main | 2013/2/18 キッチンから >>
小宇宙


何時からだろう…

このヒトがやって来たのは。


海と海を潜り抜け、
山と山を潜り抜け、
歴史と歴史を潜り抜けた。

とうとう、私の店に来たヒト。

春の生ぬるい花の香り、
夏のジリジリする照射、
秋の枯れた空気の抱擁、
冬の孤独な雪の独り言、

歴史と歴史を潜り抜けた。

小さな宇宙から見える今の景色は…冬。

今、こうして生きてる私の命と硝子の向こう側をつなぎ、裁くのは…裁判官。


私の感じたコト、
私のするコト、
私が隠したコト、
私が拾ったコト、

そう…


お前のするコトを厳しく見張っていられるように、いつもクリアー。

開店準備が整うと、綺麗なタオルでこのヒトを磨く。

磨いても、
磨かなくても、
このヒトの命はクリアー。

磨いてクリアーになるのは私の命。

億万分の一の私の命、
その命を磨く為に、
今朝もドアを開けるの。


ダッシュ !!




おしまい
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| L商品紹介・硝子 | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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